俳優チェ・ミンシクと女優キム・ゴウン主演の映画「破墓(パミョ)」(チャン・ジェヒョン監督)がが累計観客数1000万人を越え、韓国の映画館で上映された映画の中で32番目の「1000万映画」となった。
韓国で先月22日に封切られた「破墓」は 、「韓国型オカルトの鬼才」と呼ばれるチャン・ジェヒョン監督の新作だ。巨額のお金をもらって怪しい墓を改葬した風水師と葬儀屋、シャーマンたちに起きる奇妙な事件を描いたオカルトミステリーで、俳優のチェ・ミンシク、ユ・ヘジン、イ・ドヒョンと女優キム・ゴウンが主演を務めた。
24日、映画館入場券統合電算網(KOBIS)と「破墓」配給会社のショーボックスによると、同作品は前日午前8時、1000万人を突破した。これは直前の1000万映画である「ソウルの春」より一日早く、「犯罪都市3」と同じである。
「破墓」は封切り3日目に100万人、4日目に200万人、7日目に300万人の観客を集めるなど大きな話題を集めた。「ソウルの春」は封切り33日目になった日に観客1000万人を突破したが、「破墓」はこれより一日早い記録を新たに立てた。
俳優チェ・ミンシクは2014年に公開された「バトル・オーシャン 海上決戦」に続き、2回目の1000万映画の主演俳優となった。観客数1761万人を集めた「バトル・オーシャン 海上決戦」は、韓国で公開されたすべての映画の中で圧倒的1位を守っている。
MZシャーマンとして大きく愛されたキム・ゴウンとイ・ドヒョンは「破墓」を通じて初めて「1000万俳優」になった。 特に怨魂を慰める巫女ファリム役で印象的なキャラクターを披露したキム・ゴウンの演技に好評が続いている。
一方、「破墓」は世界133カ国で公開が確定し、4月24日から5月2日まで開かれる第26回ウーディネ極東映画祭のコンペティション部門にも招待された。ショーボックスは、(去る2月)「ベルリン映画祭での公式上映と輸入会社を対象に上映した後から、映画祭への招請や版権購入の問い合わせが相次いでいる」とし「インドネシアでは公開後、韓国映画としては歴代最高の興行成績を記録し、『パミョ』シンドロームにが巻き起こっている」と伝えた。
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