現代ウィアはEcoVadisのESG(環境・社会・支配構造)経営評価で、「ゴールド(Gold)」等級を獲得し、持続可能経営成果を認められたと18日、明らかにした。
EcoVadisは全世界175ヶ国、10万ヶ余りの企業を環境、労働・人権、倫理、調達など4つの基準で評価するグローバルESG評価機関だ。 現代ウィアが獲得したゴールド等級は評価の結果、上位5%以内の企業にのみ付与される。
現代ウィアは昨年獲得した「シルバー(Silver)」から一段階上がった。EcoVadisの評価結果は最近、多くのグローバル完成車メーカーがサプライチェーン判断指標として活用している。
現代ウィアは13日、グローバル持続可能性評価機関であるCDP(Carbon Disclosure Project、炭素情報公開プロジェクト)が主管する「2023 CDP気候変化対応評価」でもリーダーシップA-等級を獲得した。 同時に選択消費財企業の中で上位4企業に授与される「炭素経営セクターアーナス」に選ばれた。 CDPは毎年、全世界1万3000社あまりの企業を対象に気候変動への対応方式を評価している。
現代ウィアは温室効果ガスの排出を減らすために多方面で努力している点で良い評価を受けた。 実際、現代ウィアは企業が使用する電力の100%を再生エネルギーに変えることを骨子とした「RE100」に加入し、2045年までに達成するという目標を立てた。
また、社内のエネルギー管理システムを改善し、老朽化したボイラーとコンプレッサーをエネルギー効率の優れた製品に交換するなど、温室効果ガスの排出削減に積極的に乗り出している。 現代ウィアはこのような努力を通じ、2022年の温室効果ガス排出を目標量比1万9280tCO2eq減らした。
現代ウィアは労働・人権分野でも高い点数を受けた。 役職員が健康で安全に勤務できるように勤労環境を改善してきたという評価だ。
さらに、協力会社の持続可能な経営強化にも乗り出している。 協力会社が競争力を高めることができるようにESG評価を進め、足りない部分に対する教育とコンサルティングを進めている。 昨年は計214社の協力会社を対象にESG評価を行った。
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