LG化学、昨年の純利益6.5%↓…石油化学の不振・バッテリーの収益性悪化

[写真=LG化学]
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LG化学が石油化学市況の悪化とグローバル電気自動車販売の成長率不振で、昨年の営業利益が前年と比べて減少した。

LG化学は連結基準で昨年の営業利益が2兆5292億ウォンで、前年対比15.1%減少したと31日、明らかにした。

売上は8.4%増加した55兆2498億ウォンを、当期純利益は6.5%減少した2兆534億ウォンを記録した。

石油化学部門の昨年の売上は前年比3.4%減の4兆2600億ウォンを記録した。 営業損失は1170億ウォンで、赤字転換した。

グローバル景気低迷によう需要不振が続いた反面、原料価格は上昇し、収益性が低くなったのが実績悪化の原因だ。

先端素材部門は、電気自動車素材の収益性の下落により、売上と営業利益ともに大幅に下落した。 売上は前年比23.22%減少した1兆1390億ウォンを、営業利益は58.91%減少した530億ウォンを記録した。

生命科学部門は成長ホルモン、糖尿治療剤、ワクチンなど主力製品の販売拡大で売上は増えたが、R&D(研究開発)費用増加で収益性が下落し、営業利益は減った。 売上は前年比2.06%増の2970億ウォンを、営業利益は60%減の69億ウォンを記録した。

エネルギーソリューション部門は、主力製品の販売拡大にもかかわらず、電気自動車の販売成長の鈍化によってバッテリー販売価格が下落し、収益性が大きく悪化した。

売上は前年対比2.71%減少した8兆10億ウォンを記録し、営業利益は53.76%減少した3380億ウォンと集計された。

この他にファーム韓農の売上は25%増加した1500億ウォンを記録し、営業損失10億ウォンと集計された。

この日開かれたカンファレンスコールで、LG化学のチャ·ドンソク社長は今年の事業展望と関連し、中東の地政学的リスク、グローバル景気や電気自動車の需要成長の鈍化など、厳しい経営環境が続くだろうと見込んだ。

ただし、△石油化学部門の地域多角化戦略および持続可能性事業育成の本格化 △先端素材部門の顧客プロジェクト多角化を通じた陽極材出荷物量の増加 △生命科学部門のAVEO社中心にグローバル臨床開発拍車などを通じ、3大新成長動力育成において実質的な成長と収益性改善の変曲点になる一年になるだろうと強調した。
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