![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/25/20240125173225991720.jpg)
LG電子が昨年、景気低迷の中でも外形の拡張を果たすことに成功した。
LG電子は25日、昨年の連結基準で売上84兆2278億ウォン、営業利益3兆5491億ウォンを記録したと公示した。 これは前年同期の売上83兆4673億ウォン、営業利益3兆5510億ウォンに比べ、それぞれ0.9%増え、0.1%減った水準だ。
特に、景気低迷、需要減少など難しい外部環境にもキャッシュカウ事業に該当する生活家電(H&A)と未来成長事業である電装(VS)がそれぞれ8年連続の成長傾向を続けた。 両事業を合わせた売上規模は8年ぶりに18兆ウォンから昨年40兆ウォン水準に2倍以上大きくなった。 同期間、連結売上での比重も32.5%から47.8%まで上がった。
H&A事業本部の場合、昨年30兆ウォン売上の時代を切り開いた。 成熟事業と評価されていた家電に購読など新しい事業モデルを導入する試みと冷暖房空調、部品、ビルトインなど企業間取引(B2B)比重拡大が成長に寄与したという分析だ。
VS事業本部も2013年にスタートして10年ぶりに売上10兆ウォンを越えた。 昨年の売上高と営業利益はそれぞれ10兆1476億ウォン、1334億ウォンを記録した。 全体連結売上に占める割合は12%まで増えた。
未来事業であるだけに、会社はこれまで蓄積した受注残高を基盤に外形成長と共に、質的成長まで推進していくという戦略だ。 車両用インフォテインメント事業ではモビリティトレンドであるソフトウェア中心の車両(SDV)の力量確保に総力を傾ける。 また、家電とITで培ってきた差別化技術を基盤に、車内での顧客経験を高度化していく。
さらに、TV事業を担当するHE事業本部は昨年、売上14兆2328億ウォン、営業利益3624億ウォンを記録した。 webOSプラットフォームを基盤とするコンテンツ、サービス事業が新規収益源として位置づけられ、営業利益が前年対比大幅に大きくなった。
B2Bソリューション事業を担当するBS事業本部は昨年、売上5兆4120億ウォン、営業損失417億ウォンを出した。 売上はIT需要の回復遅延や主要企業の投資萎縮により、前年比小幅減少したというのが会社側の説明だ。 また、ロボット、電気自動車充電器事業など、未来成長のための投資が拡大し、収益性に影響を及ぼした。
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