韓銀、破れたり燃えた紙幣、昨年1年間だけで4.8億枚

불에 탄 은행권 사진한국은행
[写真=韓国銀行]

昨年、燃えたり破れたりするなど損傷して廃棄された貨幣が前年対比増加したことが分かった。コロナエンデミックによる対面取引の増加などで貨幣還収が正常化したうえ、市中金利上昇の影響で還収金額が例年対比増えたことによるものだ。

韓国銀行が4日に発表した「2023年中の損傷貨幣廃棄規模」によると、昨年1年間に廃棄された損傷貨幣は計4億8385万枚と集計された。廃棄貨幣の規模は1年前の同期間(4億1268万枚)より17.2%(7117万枚)増加した。金額にすると3兆8803億ウォン規模だ。
 
昨年廃棄された硬貨(コイン)も5653万枚に達した。金額にすると79億ウォン規模である。

韓国の銀行関係者は廃棄貨幣の増加傾向について「コロナ禍が落着き、対面商取引回復にともなう貨幣還収経路の正常化や、5万ウォン札の流通寿命到来にともなう損傷権増加、市中金利上昇などの影響で還収金額が増えた」と説明した。

券種別では1万ウォン札が2億3775万枚で全体の55.6%を占め、1000ウォン札が1億4369万枚(33.6%)でその後を継いだ。次いで5万ウォン札(2493万枚、5.8%)、5000ウォン札(2095万枚、4.9%)の順だった。硬貨は100ウォン(3391万枚、60.0%)、10ウォン(980万枚、17.3%)、500ウォン(837万枚、14.8%)、50ウォン(444万枚、7.9%)の順だった。

主な損傷理由としては火災で燃えたり水に濡れて損傷したものや、湿気による腐敗など不適切な保管方法によるものが多かった。
 
損傷した紙幣は、既存の面積の4分の3以上残っていれば額面金額全額を、本来の面積の5分の2以上、4分の3未満なら額面金額の半分を受け取ることができる。ただ、残っている面積が5分の2未満の場合、無効に処理されるだけに、本来の形を最大限維持できるようにしなければならない。硬貨もやはり損傷したり、その他の理由で通用に適していない硬貨は額面金額で交換できるが、形が分かりにくかったり、真偽を判別しにくい硬貨は交換が不可能だ。

韓銀の関係者は「貨幣をきれいに使えば毎年貨幣製造にかかる費用を節減できる」と強調し、「きれいに使う広報活動を持続的に推進していく方針」と明らかにした。
 
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