![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/24/20240124162752218197.jpg)
サムスン電子が英国のエネルギー供給業者である「British Gas」と省エネソリューション普及で協業することにしたと24日、明らかにした。
200年以上、英国の家庭にガス、電気などのエネルギーを提供してきたBritish Gasは、エネルギー供給の他にも各住宅のエネルギー効率を改善し、炭素排出量を削減することで、英国が2050年までにネットゼロ(Net Zero)を達成することに重点を置いている。
今回の協力で、サムスン電子の「スマートシングスエネルギーソリューション」とBritish Gasが推進する需要反応サービス(DR)である「ピークセーブ」を連動させ、英国消費者は簡単にエネルギーを節減することができる。
ピークセーブは冬季の電力消費が高い時間帯に電力使用量を自発的に減らす世帯にインセンティブを支給するプログラムだ。
スマートシングスエネルギーは▲家電製品を「AI節約モード」に切り替えたり、▲家電製品や照明、スマートプラグなどの電源を切ったり、▲ヒートポンプ「EHS」やパートナー社の温度調節器で自宅の温度を調節するなど、ユーザーの介入なしに自動的にエネルギーを節減する多様なソリューションを提供する。
サムスン電子は昨年から韓国電力公社、ソウル市、羅州(ナジュ)市と協力し、「住民需要反応サービス(住民DR)」事業に参加してきた。 米カリフォルニアやニューヨークでもDRサービスをテスト運営しており、世界各地への同事業の拡大を推進している。
一方、サムスン電子はスウェーデン「Brobyholm Smartcity」、「Southern Company」の「Mississippi」などにネットゼロホームソリューションを普及するなどスマートシングスを中心としたエネルギー生態系拡張に拍車をかけている。
ドイツの太陽光技術・貯蔵・充電企業「SMA Solar Technology」、スイスの自動化ソリューション専門企業「ABB」など、代表的なネットゼロホームパートナーと協力しており、CES 2024ではテスラとの協業も発表した。
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