科学技術情報通信部は15日、今年のバイオ源泉技術開発のための投資規模を2023年(5594億ウォン)比173億ウォン(約3%)減の5421億ウォンに策定したと発表した。
まずバイオ核心産業育成のために新薬・医療機器・再生医療など主力分野の研究開発に1518億ウォンを投資する。このうち、国産革新新薬開発のための全周期支援と新薬開発効率化のために498億ウォンを支援する。研究開発(R&D)から臨床、許認可・製品化まで支援する汎省庁全周期医療機器研究開発事業(汎省庁合同)に572億ウォンを投資する。 人体細胞などを利用する再生医療分野には448億ウォンが投入される。
先端バイオ戦略技術と未来有望技術の先制的確保、デジタル基盤研究生態系造成などのために計3612億ウォンを投資する。 新興戦略技術として注目される合成生物学の核心技術研究開発のために73億ウォンを新規支援する。
脳研究技術事業化を牽引する先導融合技術を開発するなど「国民体感脳科学技術」に跳躍するための脳研究支援も続く。人工知能(AI)など先端デジタル技術の融合を通じた既存バイオR&D限界(高費用・長期間)克服のために計756億ウォンを投資する。
特に製薬会社などが保有している良質の新薬開発データ学習を通じて新薬開発過程を効率化する連合学習プラットフォーム(12億ウォン)、AI基盤抗体設計プラットフォーム(50億ウォン)、大型装備活用新薬デザインプラットフォーム(40億ウォン)などを新規に推進する計画だ。
また韓国内の力量のあるバイオ研究者とグローバルバイオ先導グループ間の研究協力と国家間業務協約(MOU)などに基づいた国際共同R&Dプログラムへの参加を積極的に支援する計画だ。バイオ分野の技術革新・産業成長促進のためだ。このため、韓国政府は41億ウォンを新規で支援する。
今年推進する予定の290あまりの新規研究開発課題のうち、61課題に対する1次公告は今月16日から約1ヵ月間行われる。残りの課題に対する公告も事業別推進計画により順次行われる予定だ。
科学技術情報通信部のファン・パンシク基礎源泉研究政策官は「バイオ技術が国民健康増進だけでなくグローバル難題解決に寄与し、新技術・新産業創出を通じた未来成長動力につながるよう持続的に支援していく」と明らかにした。
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