今年から韓国軍に空軍無人航空機運用兵と陸軍サイバー作戦兵が新設される。
兵務庁は「軍戦闘環境の変化に対応するために軍と協業して専門技術分野の特技兵を新設した」と明らかにした。
今月からは武器体系デジタル化のための空軍無人航空機運用兵44人を、来月からは第4次産業革命技術活用特技である陸軍サイバー作戦兵66人を新たに募集する。
兵務庁では昨年から関心と趣味があれば、誰もが希望する分野の特技を選択して服務できるよう募集兵の志願資格を緩和している。
陸軍調理兵の場合、調理分野専攻者や資格・免許証所持者だけが志願できたが、昨年3月入営者からは料理に関心と趣味だけがある現役兵入営対象者なら誰でも調理兵に志願できるようにした。
また、志願資格の条件がかなり厳しかった情報通信分野の戦術通信装備運用・整備と移動通信装備運用・整備も誰もが支援できるようハードルを下げた。該当特技の志願率はそれぞれ10%p以上高くなったというのが兵務庁の説明だ。
現在、調理兵など12個の特技の志願資格緩和を通じて該当特技志願者全体1万1527人の78.9%に達する9100人が関連分野専攻または資格・免許なしに適性と趣味を生かして志願できるようになった。
兵務庁の関係者は「国防部、各軍と緊密に協議し、誰もが支援可能な特技を持続発掘し、急変する社会変化に迅速に対応できる技術特技を新設することで、韓国の青年たちが未来を安定的に設計できるよう心強い助力者の役割を強化していく計画」と伝えた。
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