昨年11月のソウルのオフィスビルや商業用建物の取引額が前月より30%減少したことが分かった。
3日、商業用不動産総合サービス企業のアールスクエアによると、国土交通部の資料を基にソウルの業務・商業用建物の実取引価格を分析した結果、昨年11月の取引件数は138件、取引額は1兆1831億ウォンを記録した。
前月より取引件数は23.2%増えたものの、取引額は29.9%急減した。特に業務用建物(オフィスビル)の取引額が前月より83.6%急減した1915億ウォンにとどまった。
このような取引額の減少は昨年10月、ソウル松坡区新川洞のサムスンSDSタワーが8500億ウォンで取引されたことによる基底効果と分析される。商業用建物の取引額は6558億ウォンで、前月より26.7%増加した。取引件数も123件となり、18.3%増えた。
アールスクエアの関係者は「昨年1~11月ソウルのオフィス・商業用建物月間平均取引額は1兆623億ウォン」とし「これを勘案すれば昨年11月の取引市場が不振であるとはいない」と説明した。
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