
韓国の大学が来年の学費を今年より最大5.64%引き上げることができるようになった。
26日、教育部が公告した「2024学年度大学授業料引き上げ率算定方法」によると、授業料引き上げ法定限度は5.64%に決定された。今年より1.79%ポイント(p)上がった。授業料の引き上げ限度が5%台になったのは12学年度(5.0%)以来13年ぶりのことだ。
高等教育法に適用される大学授業料の引上げ率は、直前3年度の平均消費者物価上昇率の1.5倍を超えてはならない。2024学年度の授業料引き上げ限度を定める基準になった2021~2023年平均消費者物価上昇率は3.76%だった。
オ・ソクファン教育部次官は「2024年には高物価や高金利など厳しい経済状況を考慮し、各大学で授業料据え置きに積極的に参加してほしい」と呼びかけた。
教育部は2012年から授業料を据え置き・引き下げた大学に国家奨学金を支援しており、現在、授業料据え置きに参加している大学が多い状況だ。
一方、全国の大学別平均授業料は来年4月末、大学情報公示を通じて公開される。
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