![[写真=ハンファオーシャン]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/11/23/20231123163738461033.jpg)
ハンファオーシャンは仮想現実を利用したブラースティング教育プログラムである「リアルブラースト(RealBLAST)」を開発したと23日、明らかにした。 ブラースティングは鉄板に塗料を塗る前に表面のサビを除去するなど品質を確保するための必須前処理作業だ。
ハンファオーシャンが開発したリアルブラーストは、実際の船舶ブロックに上がらなくてもブロック形状をそのまま再現した仮想空間でブラースティング訓練を可能にした。 今回のプログラム開発で、ハンファオーシャンは世界で初めて船舶塗装の全過程に対する教育プログラムを仮想現実として具現することになった。 現在、巨済(コジェ)事業場では塗装教育プログラムである「リアルスプレー(RealSPRAY)」が活用されている。 これを通じ、スマートで安全な事業場の具現が可能になるものと見られる。
ハンファオーシャン関係者は“仮想現実という先端技術が製造現場に適用されたことにより、時空間の制限なしに多様な訓練が可能になった”とし、“これを通じて安全で環境にやさしいスマート造船所を作っていく”と述べた。
実際、ブラースティングに使用する装備から圧縮空気を噴射し、実際の状況に近接した視覚、触覚、聴覚など五感を刺激して使用者の没入度を極大化した。
船舶のブラースティングと塗装作業は船舶寿命を左右する非常に重要な要素だ。 船舶の塗装がまともに行われなければ、船舶表面が腐食しやすいなど塗装作業者の指先で船舶の寿命が決まると言っても過言ではない。 これにより、職務訓練を通じた高流量の作業者確保が非常に重要だ。
2021年に開発されたリアルスプレーは、実務配置のために1年かかった職務訓練期間を半分に減らした。 今回開発された「リアルブラースト」も同様の効果をもたらすものと期待している。 短期間で高流量作業者の確保が可能になったのだ。
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