尹大統領、初のAPEC出席のため米国へ…韓中首脳会談の実現に注目

ẢnhYonhap News
[写真=聯合ニュース]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は15日、米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)会議に出席するため出国する。

尹大統領は同日、ソウル空港で大統領専用機である空軍1号機で2泊4日の米国訪問の途につく中、加盟国とサプライチェーンの多角化と投資拡大など経済協力案について話し合う予定だ。特に中国の習近平国家主席との韓中首脳会談が実現するかどうかも大きな関心を集めている。

APECは米国と中国、オーストラリアなどアジア太平洋諸国の経済協力増大のための最大協議機構であり、尹大統領の出席は今回が初めてだ。

尹大統領はAPEC会議セッションで、気候危機克服に向けた韓国の貢献と自由貿易体制守護の重要性、APEC加盟国間の連帯などを強調するとみられる。

また米国主導の経済協議体であるインド・太平洋経済フレームワーク(IPEF)首脳会議でサプライチェーン多角化方案も模索する予定だ。

今回の訪米を機に韓中首脳会談が開かれるかにも関心が高い。

すでにAPEC会議期間中に米中首脳会談開催が確定しただけに、韓中首脳会談も相次いで開かれる可能性が提起されている。もし韓中首脳会談が実現されるならば、中両首脳は昨年11月の「バリ会談」以来1年ぶりに再び顔を合わせることになり、韓中両国の交流と韓日中首脳会議の再開にも弾みがつく見通しだ。

先立って大統領室は前日(14日)の定例ブリーフィングで「韓中首脳会談の具体的な計画はまだ決まっていない」とし「韓中間の調整はしているものの、まだ具体的な事項が決まっていない」と明らかにた。
 
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