ソン社長はこの日、第3回目の「HMG開発者カンファレンス」基調演説を通じ、“車両がハードウェア中心に開発され、ハードウェアに従属した方式で、ソフトウェア開発環境が柔軟でないため」とし、このように明らかにした。
現代自グループは2025年までにすべての車種をSDV車両に転換するというビジョンを明らかにしている。 HMG開発者カンファレンスは、SDVへの大転換過程で人工知能(AI)、自律走行技術、モビリティサービスなど、現代自グループの開発経験とノウハウを外部に共有し、コミュニケーションする趣旨で設けられた年次行事だ。 今年のイベントには現代自、起亜、42dot、モーショナル(Motional)、現代モービス、現代オートエバーなど計9社が参加した。
ソン社長は“すでにスマートフォンを使っているユーザーはスマートフォン経験がそのまま車につながることを願うだけに、車はアプリ生態系を支援するもう一つのデバイスと考えるべきだ”と強調した。
彼は現在のハードウェア中心の車両構造をハードウェアとソフトウェアを分離した、ソフトウェア中心のアーキテクチャに変換しなければならないと見た。 これを通じ、ハードウェアの従属性を下げ、開発便宜を高め、常に最新機能でアップデートを可能にするという説明だ。
続いて「モジュールアーキテクチャ」を通じて共通に必要なソフトウェアロジックを一つにモジュール化し、「標準アーキテクチャ」で開発環境の生態系を構築しなければならないと見た。
ソン社長は“デカップリング、モジュールアーキテクチャ、そして標準アーキテクチャを上げれば、すべてのハードウェアとソフトウェアが別々に、そして早く同時に開発でき、検証期間を減らすことができる”とし、“外部のオープンソースソフトウェアを導入するようにし、技術発展速度を速く高める”と付け加えた。
また、ソン社長は“現代自グループはSDVパラダイム転換を開始し42dotを中心にモビリティ生態系の拡張に努めている。 スマートモビリティソリューションプロバイダとして、より多くの人に移動の自由を提供したい”とし、“ソフトウェアとAIはモビリティ産業の無限の可能性を示してくれるだろう。 これは開発者の役目だ”と述べた。
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