ロッテマートは23日、ソウル駅店をZETTAPLEX(ゼタフレックス)にリニューアルした後、売場訪問顧客数と売上が大幅に増加したと明らかにした。
リニューアル後の9月14日から10月20日までの実績を調べた結果、昨年同期対比売場訪問顧客数は約40%、売上は約75%増えた。
ロッテマートのリニューアル戦略を象徴する代表ブランドであるZETTAPLEXは「10垓(10の21乗)」を表現する「ZETTA」と結合した空間を意味する「フレックス(PLEX)」の合成語で顧客に多くのサービスと経験を提供する空間という意味を持っている。
特にZETTAPLEXソウル駅店の2階はグロサリー中心のワンストップマートショッピング空間であり、3階はボトルバンカー、トイザらスなどコンテンツ専門売り場とテナントで構成し、階別コンセプトを区分し、顧客ショッピングの利便性を高めた。
ロッテマートは成功要因として、2階売場の85%を割いたグロサリー専門売場への転換を挙げた。熟成韓牛などプレミアム肉類の品揃えを拡大した畜産は70%、アワビなどを1年中見られる「ライブシーフード」特化売場を新しく披露した水産は2倍ほど高い伸び率を見せた。
外国人の訪問も多いだけに、今年累計基準外国人売上比重が約35%に達する。そのため、ソウル駅店は販売データを基盤に国内顧客と外国人顧客ショッピング動線が重ならないように売り場を再編成し混雑度を緩和した。
外国人特化売り場には外国人購買頻度が高い商品群の人気品目だけを集め外国人顧客ショッピング便宜を高めた。
さらに、周辺商店街とオフィス顧客が多い点を考慮して新設したお弁当の特化ゾーンは一般売り場より60%以上多い品目を備え弁当売上も2倍を記録した。ワインショップのボトルバンカー第4号店もワインとウイスキーの売り上げが4倍ほど急増した。
ロッテマートZETTAPLEXソウル駅店のナム・フン店長は「今後も国内外の顧客に満足できるよう、多様な商品とコンテンツを通じて江北(カンプク)のショッピングランドマークになれるよう最善を尽くす」と明らかにした。
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