KGモビリティは韓国経済人協会が主管した国賓訪問中東経済使節団に部品協力業者と共に参加し、サウジアラビアのSNAM社と部品供給網構築業務協約(MOU)を締結したと23日、明らかにした。
韓経協と大韓商工会議所、KOTRAなどがサウジアラビアおよびカタールとの民間経済協力と国内企業の市場進出を支援するために用意された中東経済使節団は24日まで3泊4日の日程で、サウジアラビアなど現地で進行される。
KGモビリティはクァク·ジェソン会長が直接サウジアラビア・リヤドで開かれるサウジビジネスフォーラムに協力業者と共に参加し、SNAM社とのMOU締結とJubail産業団地を訪問した。
今回の部品協力会社とSNAM社のMOUはKGモビリティとのKD協力事業の一環で、SNAM社は今後、Jubail産業団地内に部品クラスターを造成し、円滑な現地組立生産体系を構築していく計画だ。 KGモビリティも国内部品協力会社のサウジアラビア市場進出を通じ、良質の部品供給と品質安定化を図っていく予定だ。
KGモビリティのクァク·ジェソン会長は“SNAM社との協力事業はKGモビリティには新規市場進出と未来成長動力確保という点、協力業者にはグローバル市場進出の機会という点、SNAM社にはサウジ初の自動車工場という点など、皆に重要な意味がある”とし、“KGモビリティと協力業者、SNAM社が共に共生発展できるよう技術支援と技術人材に対する教育はもちろん、良質の部品供給と品質安定化のために最善を尽くす”と述べた。
KGモビリティはSNAM社とKD協力事業のため、2019年と2020年に製品ライセンス契約(PLA、Product License Agreement)を締結した。 昨年はKD供給契約(PSA、Parts Supply Agreement)も締結した。 生産規模は量産開始後7年間、レクストン·スポーツ&カン9万台、レクストン·ニュー·アリーナ7万9000台の計16万9000台だ。
一方、SNAM社は2022年、Jubail産業団地に約100万㎡(30万坪)規模の敷地を確保し、サウジ初の自動車工場建設のための着工式を行った。 今年から第1段階(SKD生産)事業のための現地組立生産を開始し、今後、第2段階(CKD生産)事業のための工場建設を通じ、年間3万台水準まで生産量を増やす方針だ。
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