韓国の金融監督院資本市場特別司法警察(特司警)が、カカオの金範洙(キム・ボムス)前理事会議長を召喚した。SMエンターテインメント(SM)経営権紛争当時に浮き彫りになった株価相場操作の疑いについて確認するためだ。
19日、金融当局によると、金融監督院の特赦警はキム前議長に23日までに出席を通知した。 SM経営権買収過程でカカオが相場操作をしたという疑惑を捜査するためだ。特司警は、金元議長が相場操作の報告を受けたり関与したと疑っているという。
金融監督院の特司警によると、去る2月、カカオはハイブ(HYBE)の公開買収を妨害する目的で2400億ウォン余りを投入しSM株価をハイブ公開買収価格以上に操縦した疑惑を受けている。
これと共に株式大量保有報告をしなかった疑いに対しても捜査を進める計画だ。これに先立ち、今月13日に相場操作関与疑惑が提起されたカカオ投資総括代表ペ・ジェヒョンなど3人に対しては資本市場法違反疑惑でソウル南部地方検察庁に拘束令状を申請し、ペ代表は19日に拘束された。
検察と特司警は今回の疑惑と関連して去る4月にカカオとカカオエンターテインメント事務室を、8月には金前議長の事務室を各々家宅捜索した。
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