​SKテレコム、5G加入者1500万突破…KTは5G・LGユープラスは回線数の拡大

[写真=SKテレコム]
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SKテレコム(SKT)が移動通信3社の中で初めて5G加入者数1500万人を突破した。 KTは加入者当たり平均売上(ARPU)が高い5G加入者誘致に、LGユープラスはモノのインターネットを含めた全体加入回線数の拡大に力を入れている中、市場2位の座をめぐって年末の回線数拡大競争が激しくなる見通しだ。
 
9日、科学技術情報通信省が公開した8月の無線通信サービス統計現況によると、SKTの5G加入回線数は1500万9720つ(シェア47.6%)で、5G商用化後の4年6ヵ月ぶりに1500万の大台に達した。 商用化以後、約3年6ヵ月ぶりに1500万加入回線を確保したLTEよりはやや遅い数値だが、移動通信3社の中では最も早い成果だ。
 
続いてKT 943万3889つ(30%)、LGユープラス675万5872つ(21.4%)、格安フォン30万8578つ(1%)の順で、5G市場では「5対3対2構図」に大きな変化がないものと調査された。
 
移動通信3社はLTEよりARPUが2倍ほど高い5G加入者誘致に集中し、収益性維持に没頭している。 特に、毎年9~10月はサムスン電子のフォルダブルフォン(ギャラクシーZシリーズ)とアップルのiPhone新モデルが発売される時期であるだけに、5G新規加入者数が普段より2倍ほど増えると見て、関連マーケティングに総力を傾ける。 主に自給制フォンを購入した後、格安フォン市場に移動する20・30代顧客の離脱を防ぐことに集中する。
 
移動通信3社の全体加入回線数を見れば、2位のKTと3位のLGユープラスの格差が持続的にち縮まっている。 8月の移動通信3社の加入回線数はSKT 3138万6626つ(38.8%)、KT 1770万1018つ(21.9%)、LGユープラス1694万3504つ(20.9%)、格安フォン1494万3291つ(18.4%)と集計された。
 
KTの加入回線数は最近5年間停滞した反面、LGユープラスは350万つほど急増した。 この傾向を維持すれば、今年末か来年初めにLGユープラスの加入回線数がKTを超える可能性もある。 30年以上続いた3社構図で初めて2・3位が変わる大変化が起きるのだ。
 
ただし、業界ではLGユープラスの回線数増加はARPUが低いモノのインターネット遠隔管制回線で主になされただけに、売上・営業利益など収益性改善には大きな助けにはならないと見ている。 遠隔管制回線とは、閉鎖回路(CC)TVなど保安に主に使われる機器をいう。 実際、2018年末に66万8131つだったLGユープラス遠隔管制回線は今年8月基準で378万5948つhrと5倍以上増加した。
 
KTはキム·ヨンソプ代表が売上より収益性拡大に集中する実利経営を強調しただけに、5G加入者数の拡大以外には特別な対応をしていない。 だが、業界ではKTが移動通信「2位」という象徴性を死守するため、年末には5G・モノのインターネット回線数拡大のための本格的な営業とマーケティングを展開するものと予想している。
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