​OLED TVも巨巨益善…LGディスプレイ、超大型OLED攻略に拍車

[写真=​LGディスプレイ]
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LGディスプレイがTV市場の「巨巨益線(大きければ大きいほど良い)」トレンドを狙って超大型OLED TV市場攻略に拍車をかけている。
 
市場調査会社のオムディアによると、70インチ以上の超大型OLED TVパネル出荷量は2022年71万台水準から年平均20%ずつ伸び、2026年には170万台水準まで増える見通しだ。 同期間、全体OLED TVパネル出荷量の年平均成長率が7.1%であることと比べれば、高い成長傾向だ。
 
オムディアは全体OLED TVパネル出荷量で、70インチ以上のパネルが占める割合も今年14.8%から2024年15.1%、2025年15.9%、2026年17.3%に持続増加するものと予想した。 超大型製品に対する需要が増え、OLED TVパネルの平均サイズは今年初めて60インチ台を突破する見通しだ。
 
急速に成長している超大型OLED TV市場を主導しているのはLGディスプレイだ。 LGディスプレイは2013年、世界で初めて55インチOLED TVパネル量産に成功して以来、この10年間持続的に技術をアップグレードして積み上げたノウハウのおかげで、現存最大サイズの97インチから最も小さい27インチに至るまで中型と超大型を網羅するOLED TVフルラインナップを備えることになった。
 
特に、LGディスプレイは全世界で唯一技術難度の高い80インチ以上のOLED TVパネルを量産できるメーカーだ。 80インチ以上のOLED TVパネル出荷量は最近、TV市場の不振の中でも21年7.7万台、22年10万台に続き、今年は12万台まで増えるものと予想されるなど、着実な成長傾向が目立つ。
 
高い価格帯によって代表的なプレミアム製品に挙げられる超大型OLED TVが善戦し、プレミアムTV市場内のOLED大勢化にも青信号が灯った。
 
オムディアによると、1500ドル以上のプレミアムTV市場で、OLEDのシェア(売上基準)は昨年36.7%、今年46.1%に続き、来年は50%を突破した後、2027年には68.7%まで拡大するものと予想される。
 
LGディスプレイは超大型TVパネル量産技術およびノウハウと「メタ(META)テクノロジー」など最先端画質技術を前面に出し、OLED市場を主導していく計画だ。 「メタテクノロジー」はLGディスプレイの独自研究した第3世代OLED TVパネル技術で、有機物の光放出を極大化する「超微細レンズ(MLA)」等を通じ、既存対比輝度(画面明るさ)を60%、視野角は30%まで画期的に向上させた。 最大輝度は2100nitを達成し、現存のOLED TVパネルの中で最も明るい画面を具現した。
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