​辛東彬ロッテグループ会長、東南アジア市場攻略に拍車…22日にロッテモール・ウェストレイクオープン

[写真=ロッテショッピング]
[写真=ロッテショッピング]

ロッテグループの辛東彬(シン·ドンビン、 重光昭夫)会長が東南アジア市場攻略に速度を上げている。 22日にオープンするベトナム・ハノイの超大型商業複合団地「ロッテモール・ウェストレイク・ハノイ」は、辛会長の東南アジア進出前進基地だ。
 
ロッテモール・ウェストレイクは、辛会長が完工する前にハノイ西湖付近の現場を数回訪れ、工事進行状況を直接点検し、施設を点検したほど大きな関心を傾けた大型プロジェクトだ。 総事業費だけでも約8000億ウォンに達する。 
 
21日、ロッテショッピングによると、グランドオープン式には辛会長をはじめ、ロッテ流通軍HQのキム·サンヒョン総括代表兼ロッテショッピング副会長、ロッテ建設のパク·ヒョンチョル副会長、ロッテデパートのチョン·ジュンホ代表、ロッテマート·スーパーのカン·ソンヒョン代表など関連系列会社の役員が総出動する。
 
辛会長はベトナムを直接訪れ、ロッテモール・ウェストレイクをベトナムのランドマークに育成し、「アジア1位流通企業」への跳躍に向けた青写真を明らかにする予定だ。
 
辛会長は今回のベトナム訪問日程の間、現地事業場を見学する一方、ベトナム政財界関係者らと会い、ロッテのベトナム事業強化方案を模索し、「2030釜山世界博覧会」誘致総力戦も行う。
 
また、辛会長の長男でロッテオーナー家3世であるロッテケミカルの辛ユヨル常務もオープン式に参加するという。
 
ロッテショッピングは現在、ベトナムとインドネシアに計69店舗(今年9月基準)の海外店舗を運営している。
 
ロッテショッピングで一番先にベトナムに進出したロッテマートは2008年、ホーチミン市南サイゴン店をオープンして以来、2023年現在、売り場を16ヶ所まで増やした。
 
15年間ベトナム事業を進めながらベトナム現地化と差別化を通じて定着しただけでなく、良い実績を記録しているという評価を受けている。
 
ロッテグループは今回のロッテモール・ウェストレイクのオープンを通じ、東南アジア市場への影響力を拡大する計画だ。
 
先立って、ロッテショッピングは19日、13年ぶりに「CEO IRデー」を開き、2026年の売上17兆ウォン、営業利益1兆ウォンを達成するという経営目標を提示したことがある。
 
ロッテショッピングはIR行事で、中長期実績目標と共に、△核心商圏マーケットリーダーシップの再構築 △韓国グロサリー名所 △Eコマース事業最適化&Ocado推進 △不振事業ターンアラウンド △東南アジアビジネス拡張 △リテールテック専門企業へ転換など6大核心戦略を発表した。
 
ロッテ流通軍HQのキム·サンヒョン総括代表は“今後も韓国を代表する企業としてロッテモール・ウェストレイクを通じ、ベトナム現地顧客と観光客に韓国の優秀なショッピング文化を知らせ、アジアナンバーワンリテイラーへの旅程を続けていく”と述べた。
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