![[写真=KGモビリティ]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/09/22/20230922165501985393.jpg)
KGモビリティ(旧双龍自)がKGグループに買収されてから1年ぶりに経営正常化の手順を踏んでいる。 KGモビリティは2026年までに年間販売32万台まで拡大するという目標を提示した。 このため、全ラインナップをエコカーで構成するなど、グローバル市場攻略を加速する計画だ。
KGモビリティはクァク·ジェソン会長就任1周年を迎え、21日、ソウル中区KGタワーで記者懇談会を開き、未来発展戦略を発表した。
クァク会長は挨拶の言葉を通じ、“会長就任後、この1年間は販売物量増大と黒字転換、自動車業界初の賃金団体協約妥結など協力的労使関係を土台に、KGモビリティの経営正常化と成長可能性を確認できる時間だった”とし、“今後、KGモビリティは差別化された商品開発はもちろん、統合モビリティサービス提供を通じ、顧客に価値のある生活を支援する企業に成長・発展していく”と明らかにした。
昨年9月、双龍自からKGモビリティに社名を変更して以来、特に中型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「トーレス」の人気に支えられ、今年1・2四半期連続で黒字転換に成功するなど、素早い経営正常化の歩みを見せている。
特に、KGモビリティは内需市場の成長限界を克服するため、グローバル市場攻略を加速化している。 欧州は来年秋からドイツに直営販売法人を設立する。 北欧など電気自動車特化市場はトーレス・EVXを筆頭に市場を広げていく予定だ。 中東とアフリカは昨年、サウジナショナルオートモービルズ(SNAM)と結んだ現地組立型半製品(KD)事業プロジェクトを活用する予定だ。 この他にも南米、ロシアなどで新規KD事業者を確保し、2025年までにKD販売10万台を達成するという目標を立てた。
これを通じ、2026年までに内需12万台、輸出10万台、KD10万台の計32万台の販売実績を達成すると抱負を明らかにした。
何よりも電動化の流れに歩調を合わせ、独自の電気自動車(EV)専用プラットフォームの構築に乗り出す。 来年発売予定の電気ピックアップトラックを皮切りに、2025年はコランド後続電気自動車(KR10 EV)、2026年はレクストン後続電気自動車(F100 EV)はもちろん、高性能ハイブリッドSUVにEVプラットフォームを適用し、エコカーフルラインナップを完成していく計画だ
クァク会長は“営業環境が難しくなったが、今年3・4四半期ともに営業利益を出し、年間基準でも黒字が可能だと見ている”とし、“今年、韓国貿易協会が主催する「10億ドル輸出の塔」を受賞する予定だが、2年内に2倍輸出を達成し、国家に寄与する企業になる”と強調した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。