朝鮮中央通信、金正恩委員長の帰国報道···訪ロは「関係発展の新たな章」

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朝鮮中央通信が19日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)がロシア訪問を終えて18日早朝に帰国したと報じた。

同通信は「金正恩同志がロシアに対する公式親善訪問を終え、9月18日未明、国境駅の豆満江駅を通過した」と伝えた。

続いて「金正恩同志は今回の訪問を通じてロシア大統領ウラジーミル・プーチン同志とロシア政府と、人民との同志的友誼と親善の絆をより厚くし、朝露関係発展の新しい章を開いた」と称賛した。

さらに「金正恩同志はロシア国境駅のハサン駅を通過し、豆満江を渡って愛するわが人民に温かい帰国の挨拶を送った」と付け加えた。

金総書記は10日午後、平壌(ピョンヤン)を発ち、13日にロシアのアムール州ボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と首脳会談を行うなど、8泊9日間の訪露日程を終えた。

一方、朝鮮中央通信は同日、金委員長のの壁画が抗日パルチザン闘争参戦者や戦死者の子孫が通う平壌の万景台革命学院で完成し、去る17日に竣工式が行われたと伝えた。「抗日革命家」の子孫のため1947年に設立された特殊教育機関である万景台革命学院は、党や政府、軍の幹部の子どもを将来の幹部に育てる特権層のための学校だ。金正恩委員長の業績をたたえる壁画が完成したとの報道は初めてであるだけに、彼が金日成氏と金正日氏の銅像が立ち並ぶ最高の権威を持つと強調する作業が本格化している模様だ。
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