9月1~10日の韓国輸出7.9%↓···貿易赤字 16.4億ドル

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[写真=聯合ニュース]

9月に入って10日までの韓国輸出が8%近く減少した。半導体や対中国輸出が不振であるためだ。

関税庁は11日、今月1~10日の輸出額が148億6000万ドルとなり、前年同期比7.9%減少したと明らかにした。昨年8月以降、輸出減少が続いているものの、減少幅はやや緩和されている。

主力品目の半導体輸出は1年前より28.2%減少した。石油製品(-14.0%)、コンピューター周辺機器(-46.5%)などの輸出も大幅に減少した。乗用車(32.4%)、船舶(52.4%)などは輸出が増えた。

最大の貿易相手国である中国への輸出は17.7%減少した。対中輸出は昨年から今年8月まで15ヵ月連続減少傾向を続けている。

国別では中国をはじめ欧州連合(-14.7%)、日本(-9.4%)、ベトナム(-1.2%)などに対する輸出が減少した。一方、米国(2.3%)、香港(3.0%)などへの輸出は増えた。

一方、同期間、輸入額は165億400万ドルとなり、1年前より11.3%減少した。原油(-10.2%)、ガス(-55.7%)、石炭(-45.2%)などエネルギー源の輸入が大幅に減った影響だ。このほか、半導体(-13.5%)、自動車(-16.1%)、無線通信機器(-21.1%)などの輸入も減少した。

国別では国際原油輸入額減少の影響でサウジアラビアからの輸入が15.6%減り、米国(-14.4%)、日本(-8.5%)なども輸入が減少した。中国からの輸入は1.9%増え、EU(15.8%)、ベトナム(4.4%)も増加した。

輸出額から輸入額を引いた貿易収支は16億4400万ドルの赤字を記録した。先月の同期間(-30億1400億ドル)より赤字規模が半分水準に減った。貿易収支は昨年3月以来赤字を続けている。今年6月に小幅黒字に転じた後、8月まで3ヵ月連続黒字を記録している。

今年に入って今月10日までの累積貿易赤字規模は254億2000万ドルを記録している。
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