韓国政府が新型コロナウイルス感染症の感染症等級をインフルエンザと同じ「4級」に下げることを決め、新型コロナウイルス検査が有料に転換される。また、感染者に対する生活支援費と有給休暇費をなくすことにした。
中央防疫対策本部は23日、今月31日から新型コロナウイルス感染症の等級を2級から最も低い4級に下げ、3月に発表した危機調整ロードマップにより防疫緩和2段階措置を施行すると明らかにした。
新型コロナウイルス感染症の4級転換によって最も大きく変わる点は診断・検査費支援縮小だ。現在は診察費5000ウォン程度だけ払えば迅速抗原検査(RAT)を無料で受けることができるが、今後一般人は今後診察費と迅速抗原検査費をそれぞれ別に払わなければならない。
現在、外来病院の迅速抗原検査費用は2万~5万ウォン水準だ。ただし60歳以上、12歳以上の基礎疾患者・免疫低下者など飲む治療薬対象群の迅速抗原検査費にのみ健康保険給与50%が支援される。PCR検査も健康脆弱階層にのみ健康保険が適用される。症状がある患者の本人負担率は検査費の30~60%(外来患者基準)水準だ。
入院治療費は全体入院患者に支援していたものを重症に限り年末まで一部だけ支援する。中位所得100%以下の世帯、従事者数30人未満の企業に与えた生活支援費と有給休暇費支援も終了する。ただし治療薬は無償で引き続き供給する。
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