BBQ・キョチョン・bhcなど韓国の大型チキンフランチャイズ業界が相次いで海外売り場を新しくオープンするなどグローバル領土拡張に乗り出している。
3日、業界によると、Kyochon F&B(キョチョンエフアンドビー)は台湾新北市グローバルモール盤橋駅にキョチョンチキン第1号店をオープンした。
台湾1号店は132平方メートル(40坪)規模で、新しいキョチョングローバル売り場モデルを適用した最初の売場だ。店内では代表チキンメニューとともに現地の好みを考慮したローカライズメニュー、自家製ビールなどを一緒に披露する。
Kyochon F&Bは年内に台湾内の店舗を3ヵ所まで増やす計画だ。まず10月、台北に第2号店をオープンすることにした。
実際、チキンは外国人に最も人気のあるKフード(韓国料理)に挙げられる。韓国料理振興院が昨年9月から2ヵ月間、米ニューヨークやフランスのパリ、英国ロンドンなど海外18都市に住む外国人9000人を対象に調査した「海外韓国料理消費者調査」によると、韓国料理を食べたことのある人は一番好きなK-フードとしてコリアンチキン(16.2%)を挙げた。北米と東南アジア、オセアニア・中南米・中東などの調査対象で特に人気を集めた。
4日、業界によると、ジェネシスBBQグループは最近、北米に続き中米パナマに第2号店をオープンした。
BBQは韓国内のチキン3社のうち、グローバル店舗数が圧倒的に多い。パナマを含めて米国、カナダ、ドイツ、日本、マレーシアなど全世界57ヵ国で700余りの店舗を運営している。
BBQはパナマ第2号店をアルブルックショッピングモールに入店した。アルブルックショッピングモールは中南米地域内最大規模のショッピングモールであり、パナマ国内空港とバスターミナル、地下鉄駅が連結され流動人口が多い超大型商圏だ。
ショッピングモールを訪問する現地顧客および観光客などの多くの流動人口が集中する主要商圏に挙げられる。アルブルック店はグランドオープン当日に売上4000ドルを記録した。
これに先立ち、5月にオープンしたパナマ第1号店のサンフランシスコ店もオープン後、一日平均売上5000ドルを記録し、現地K‐チキンの人気を立証している。
BBQは昨年6月、海外に進出した韓国のフランチャイズの中で初めてグローバル外食専門誌である「Nation's Restaurant News(ネーションズレストランニュース)」が選定した「米国で最も早く成長するブランド」2位を占めたりもした。
原材料価格や物流費、人件費上昇で韓国のチキン業界の内需市場が不振な姿を見せている中で、グローバル市場で「K‐チキン」に対する人気が高まるや海外攻略に速度を上げているのだ。
ジェネシスBBQグループのユン・ホングン会長は「パナマ店舗の拡大で中南米進出の礎石を固め北米のK‐チキンブームを南米地域まで拡散させ、世界中の人々を魅了し続ける」として「中米地域強化のために現在パナマに続きコスタリカにも出店を検討中」と伝えた。
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