韓国、8月から牛乳価格の値上げ見通し

[写真=亜洲経済]


今年8月から新たに適用される牛乳原油価格を決める酪農家と乳業者の交渉が今月9日に始まる。

5日、農林畜産食品部によると、酪農家と乳業界関係者などで構成された酪農振興会は9日に小委員会を開き、今年の原油価格交渉に乗り出す。

乳業者は原油価格を個別に決めることができるが、慣行的に酪農振興会が決めた原油基本価格を準用してきた。

最近、飼料価格の引き上げなどで酪農家の生産費が増加しただけに、原油価格の引き上げは避けられない見通しだ。生産費は原油価格を決定する最も重要な要因であり、生産費が上昇すれば原油価格も上がる。ただ、農食品部が酪農制度を改編し、今年から原油価格に市場状況を反映できるようにした。

今年は原油1リットル当たり69~104ウォンの範囲で値上げを議論する。生産費が1リットル当たり116ウォン上がったが、飲用油使用量が1.6%減少し、制度改編前(1L当たり104~127ウォン)より上昇幅が制限された。

しかし、牛乳原油価格が上がるだけに、これを原料として使うアイスクリーム、パン、コーヒー類などの価格が上がるという憂慮が出ている。

これに対し農食品部は食品製造業種別原材料の製造原価比重は53.8~78.4%で、一部品目を除けば主要食品類の国産牛乳・乳製品使用率が低いだけに加工食品価格に及ぼす波及効果は大きくないと説明した。
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