現代モービスがインドネシアの首都ジャカルタ郊外地域である西ジャワ州ブカシ市 に位置する工場敷地で、バッテリーシステム工場着工式を開催したと1日、明らかにした。
インドネシアのバッテリーシステム工場は、アセアン市場を狙った現代モービスのグローバル電動化専用拠点である。 現代モービスはバッテリーセル合弁会社(HLIグリーンパワー)からバッテリーセルの供給を受け、制御器と熱管理装置などをモジュール化し、大型バッテリーシステムの形で完成車に供給する。 来年上半期の量産が目標だ。
現代モービスのインドネシア工場は、首都ジャカルタから東南に60㎞ほど離れたデルタマス産業団地に位置する。 現代自のインドネシア工場までは3㎞、バッテリーセル合弁法人であるHLIグリーンパワーまでは10㎞の距離だ。 現代自動車グループはインドネシア工場に計6000万ドル(約800億ウォン)を投資し、敷地3.3万平方メートル(約1万坪)規模の工場を造成する。 来年発売する東南アジアの主力電気自動車モデルにバッテリーシステムを優先供給し、大容量セルを搭載した航続型と一般型バッテリーシステムの2種を全て生産する予定だ。
現代モービスはインドネシア工場の近くに建設しているバッテリーセル合弁法人のHLIグリーンパワーに現代自動車グループが投資した全体持分(50%)のうち、半分(現代モービス25%、現代自15%、起亜10%)を保有している。 現代モービスはアセアン市場の成長傾向に応じ、今後、インドネシア工場をグローバル顧客企業にも対応できる中長期戦略拠点に拡大育成する方針だ。
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