LG化学、持続可能性が競争力···R&Dを通じて事業領域の体質改善

[LG化学、持続可能性が競争力···R&Dを通じて事業領域の体質改善]


 
LG化学が持続可能性を核心競争力であり、最優先経営課題とし、技術および製品研究開発を通じて関連事業領域の体質改善に乗り出している。
 
LG化学はエコPCR(Post-Consumer Recycled)プラスチック開発を通じ、廃プラスチック資源の好循環に向けて努力していると22日、明らかにした。 
 
LG化学は2019年7月、高付加合成樹脂(ABS)をリサイクルして作ったPCRホワイトABSを世界で初めて開発し量産することに成功した。
 
プラスチック原料の一種であるABSは加工性に優れ、多様な色をつけることができ、自動車内装材をはじめ、TVや空気清浄機、冷蔵庫、乾燥機のような家電製品の外装材に使われる。 LG化学は年間約200万トン(トン)に達するABSを生産し、世界シェア1位を記録している。
 
同社は世界で初めてバイオ含量100%の生分解性新素材の開発にも成功した。
 
LG化学は2020年10月、世界で初めて合成樹脂と同等の機械的物性具現が可能な生分解性新素材を開発した。
 
LG化学が独自技術および製造工法を通じて独自開発した新素材は、既存の生分解性素材の柔軟性と透明性を画期的に改善した新素材だ。 また、トウモロコシ成分のブドウ糖および廃グリセロールを活用したバイオ含量100%の生分解性素材で、単一素材としてはPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂と同等の機械的物性と透明性を具現できる全世界唯一の素材だ。
 
特に、核心要素である柔軟性は既存の生分解性製品対比最大20倍以上改善され、加工後も透明性を維持できるというのが会社側の説明だ。
 
LG化学は韓国科学技術研究院(KIST)と炭素中立および水素エネルギーなど関連技術の共同研究開発のための業務協約を締結し、炭素中立実現に欠かせない革新技術研究開発と商用化にも乗り出した。
 
これを通じて二酸化炭素を活用した高機能性生分解プラスチック生産分野とグリーン水素生産および原料、熱·電気エネルギー活用などの分野で技術開発を推進している。
 
昨年4月には「二酸化炭素を活用したエチレンの電気化学的生産技術」と「バイオマスおよび副生ガスを活用した有機酸の生物学的生産技術」移転のための共同研究室を発足させた。
 
同年5月にはKISTとの共同研究を通じ、二酸化炭素を一酸化炭素に転換する効率を世界最高水準に高めることができる電気化学転換反応器を開発する成果もあった。
 
LG化学はKISTとともに、炭素中立分野の源泉技術開発を持続的に強化していく計画だ。
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