韓国検察が麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アインさん(37)に対する拘束令状を請求した。
ソウル中央地検は22日、麻薬類管理に関する法律違反の疑いなどを受けているユ氏に対する事前拘束令状を請求した。共犯として名指しされた美術学部出身の作家A氏(32)に対する令状も請求された。
先立ってソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は19日、ユ氏とA氏が証拠隠滅と逃走の恐れがあるとして拘束令状を申請した。
ソウル警察庁関係者はこの日午前の記者懇談会で「捜査依頼された時より投薬種類と回数も増えた」とし「具体的に明らかにできないが、ユ氏などが一部犯行を否認し証拠を隠滅する情況がある」と令状申請の背景を明らかにした。
ユ氏の拘束可否は今週中にソウル中央地裁で行われる拘束前被疑者尋問を通じて決定される予定だ。
警察は昨年、食品医薬品安全処からユ氏が2021年の1年間、73回にわたって4400ml以上のプロポフォールを投薬したという記録を受け取り、捜査に着手した。
今年2月、ユ氏の 尿や毛髪などを採取して科学捜査研究院に鑑定を依頼した結果、大麻・
プロポフォール・コカイン・ケタミンなど4種の麻薬類成分が検出された。
ユ氏は、一部の大麻喫煙を除いた残りの容疑はほとんど否認している。
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