​現代自·起亜、世界1位のトヨタを追い抜いた

[​現代自·起亜、世界1位のトヨタを追い抜いた]


 
現代自·起亜の今年1四半期の合算営業利益が6兆ウォンを超え、世界1位の自動車メーカーであるトヨタを上回った。 現代自·起亜がトヨタを追い抜いたのは今回が初めてだ。
 
スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)など高仕様·高価車中心の販売戦略と共に、「適正価格」政策を展開した結果だ。 これに友好的な為替レートの影響が加わり、売上と営業利益ともに史上最高の実績を記録した。
 
現代自と起亜は26日、今年1四半期の合算営業利益が48億3491万ドル(約6兆4667億ウォン)で、両社ともに歴代四半期最高値を記録したと明らかにした。 GMの1四半期純利益の23億9500万ドル(約3兆2140億ウォン)を大きく上回っただけでなく、業界トップのトヨタの1四半期推定営業利益の37億9000万ドル(約5兆700億ウォン)より多い。
 
収益性の面でトヨタを追い抜いたのは史上初だ。
 
現代自がジェネシスとSUVの販売好調に支えられ、史上最大の業績を上げたように、起亜もSUVやエコカーなどの高収益車種の販売がこのような好業績を牽引した。 適正価格政策によってディーラーに提供する販売奨励金(インセンティブ)が減り、新記録を達成したという分析だ。 ウォン安ドル高も現代自動車グループの輸出利益向上に貢献した。 今年1四半期のウォン·ドル平均為替レートは前年同期比5.9%上昇した1276ウォンを記録した。
 
現代自·起亜は、このような流れが2四半期以降も続くものと見ている。 起亜のチュ·ウジョン財経担当副社長は“需要中心の市場に転換されるとしてもインセンティブ管理を競争力を持っていくことができると思う”とし、“今年予想していた年間計画は支障なく進められるだろう”と述べた。
 
最大の変数として作用する米国インフレ削減法(IRA)に対しても、現地生産を前倒しし、商業用電気自動車の販売を増やす方式で短期対応が可能になるだろうと明らかにした。
 
販売台数においては依然としてトヨタがリードしているが、これさえも逆転するという見通しも出ている。 トヨタは昨年、世界市場で1048万3000台を販売し、1位を占めた。 現代自動車グループは昨年、全世界で685万台を販売し、トヨタとドイツのフォルクスワーゲンに次いで3位を記録した。
 
サムスン証券が最近発表した「2026年、グローバル1位メーカーが変わる」という報告書によると、トヨタとフォルクスワーゲンのグローバル販売台数は急減すると予想される一方、現代自動車グループは米国とインドの販売台数が急増し、グローバル順位を逆転させるものと分析された。 報告書は現代自動車グループが今後3年間、特に米国とインドの販売台数がそれぞれ50万台増加するものと予想した。
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