2月の韓国外貨預金規模、1ヵ月間で117億ドル↓···過去最大の減少幅

[写真=ロイター・聯合ニュース]


先月の韓国の居住者外貨預金が1ヵ月ぶりに117億ドル以上流出し、過去最大の減少幅を記録した。

韓国銀行が22日に発表した「2月中の居住者外貨預金動向」によると、先月末の外国為替銀行の居住者外貨預金は975億2000万ドルで前月末対比117億3000万ドル減少した。居住者外貨預金は韓国の内国人(韓国人)と韓国企業、韓国内に6ヶ月以上居住した外国人や韓国に進出した外国企業などが韓国の国内に保有している外貨預金をいう。

通貨別には米ドル預金が841億5000万ドルで前月末より82億ドルほど急減した。全体外貨預金で米ドルが占めた比重は86.3%水準だ。韓銀関係者は「企業の輸入決済代金支給、海外直接投資資金引き出しなどの影響でドル預金が減少した」と説明した。

円預金(61億3000万ドル)とユーロ預金(45億5000万ドル)も前月末比それぞれ8億8000万ドル、21億5000万ドル減少した。これら2つの外貨預金は企業の現物為替売りなどで減少傾向を示したが、特にユーロ預金の減少幅が目立ち、両通貨の国内外貨預金比重(円6.3%、ユーロ4.7%)が逆転した。同期間、人民元預金は前月比2億8000万ドル減少し、13億5000万ドル規模となった。

外貨預金の主体別には企業預金が113億3000万ドル減った829億5000万ドルを示した。個人預金も4億ドル減少した145億7000万ドルとなった。全体外貨預金で企業預金が占める割合は直前月86.3%から85.1%に減少した。銀行別では韓国の国内銀行と外銀支店がそれぞれ116億ドル、1億3000万ドル減少した868億5000万ドル、106億7000万ドルを記録した。
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