現代自グループ、EV充電ポートを自ら選ぶ自動ロボット公開···31日「2030ソウルモビリティショー」展示

[写真=現代自動車]


現代自動車グループが21日、EV(電気自動車)の自動充電ロボット(ACR・Automatic Charging Robot)の充電試演映像を公開し、商用化に乗り出す。

現代自動車が公開したEV自動充電ロボットは、EV充電器ケーブルを人の代わりに持ち上げ車の充電口に締結する片腕型ロボットだ。

現代自動車グループは「今回公開した映像は現代自動車のアイオニック6がEV充電位置に自動駐車するシーンから始まる」とし「車両が充電可能区域に駐車されると、EV自動充電ロボットと車両が互いに通信して充電口カバーを開き、ロボットは内部に装着されたカメラを通じて充電口の正確な位置と角度を計算する」と説明した。

現代自動車は、EVの自動充電ロボットは先端ロボット技術の集約体だと説明した。車両の駐車位置と充電口の形、天気、障害物、充電ケーブルの重さなど考慮すべき変数が多様であるためだ。
車両が充電可能区域に駐車されると、電気自動車の自動充電ロボットと車両が互いに通信して充電口カバーを開き、ロボットは内部に装着されたカメラを通じて充電口の正確な位置と角度を計算する。

ロボットが充電器を充電口に締結するためには、変数を隙間なく計算できるソフトウェア技術が必要だが、このため現代自動車グループはロボットに3DカメラベースのAI技術を適用し、関連アルゴリズムを開発した。

現代自動車は、ほとんどのEV充電器が屋外に設置された点を考慮し、研究所に屋外EV充電所を設置し、様々な環境で評価を進めており、EV自動充電ロボットがEV充電に利便性を高めるだろうと期待している。

現代自動車グループの関係者は「充電速度が超高速充電器に変化するほど充電ケーブルは厚くなり重くなる」とし「特に夜間には充電口の位置と角度を正確に把握するのが難しい場合もあったが、充電をロボットが代替すれば顧客の不便を大幅に減らすことができるだろう」と明らかにした。

一方、現代自動車は今回映像で公開したEVの自動充電ロボットは31日に開かれる「2023ソウルモビリティショー」現代自動車展示館で展示される。
 
 
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