LCC、日本・東南アジア路線「活気」…実績に「青信号」

[写真=聯合ニュース]


コロナエンデミック転換後、航空券価格が急騰し、格安航空会社(LCC)の実績改善が予想される。一部の航空券の場合、大型航空会社よりもLCC価格が高い逆転現象も現れた。

7日、航空券価格比較プラットフォームの「スカイスキャナー」によると、ソウルから今月中に人気短距離旅行先である日本大阪を行き来する往復航空券は50~60万ウォン水準だ。大阪行きの航空券はパンデミック以前は20~30万ウォン水準だったが、2倍ほど跳ね上がったのだ。

昨年第4四半期(10~12月)の防疫指針緩和以後、海外旅客需要は急激に上昇した。今年1月の韓国人出国者数は178万2000人で、コロナ禍以前の2018年と2019年(それぞれ286万6000人、291万2000人)の60%水準に回復した。同期間、仁川国際空港輸送客の回復傾向も東南アジア、日本、米国などの路線は2019年1月対比70~90%まで回復した。

証券情報会社エフエヌガイドによると、ジンエアーは今年の連結基準売上高1兆1065億ウォン、営業利益850億ウォンを記録すると推定された。売上高は2017年以後最も高い水準だ。済州航空は今年の売上高1兆4641億ウォン、営業利益1277億ウォンを上げるものと推定した。済州航空もやはり売上高と営業利益が2017年以後最大値を記録する展望だ。エアプサンも第1四半期(1~3月)から本格的な業績回復が見込まれる。

米州を除いた東南アジアと日本はLCCが主力で運航する中短距離路線だ。現在、中国路線が正常化していない状況で、外国人入国者数の回復が遅い点を勘案すれば、下半期(7~12月)にも旅行需要の増加傾向は続くと予想される。

ただし、旅行者は航空券の価格上昇に不満を示している。旅行プラットフォームの「ヨギオッテ」が先月行ったアジア旅行経費関連アンケート調査では回答者10人中7人以上(71.5%)が現在体感航空券価格を「高い」と評価した。

LCCの関係者は「主力路線、特に日本旅行需要がLCCの実績改善を牽引すると予想される」として「航空券の場合、コロナ以前の水準より路線および航空便数が回復していないし、国際原油価格上昇による燃油サーチャージも影響を与えた」と説明した。
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