SKテレコム、AIロボット生態系の拡大へ…オープンプラットフォームの開発

[SKテレコム、AIロボット生態系の拡大へ…オープンプラットフォームの開発]


 
SKテレコム(SKT)が開放型人工知能(AI)ロボットプラットフォームを通じた生態系拡大に乗り出す。 SKTが保有しているAIを核心技術としてロボット関連事業を本格化するのが核心戦略だ。
 
21日、通信業界によると、SKTは昨年からロボット事業を着実に準備してきた。 SKTは昨年3月、AIロボティクスソフトウェア開発専門企業のCMESに100億ウォンを投資した。 両社が開発したAI積み降ろしロボットは時間当り物流箱600つ以上を処理することができ、物流労働者の過労や労働者不足などの問題を解決する。
 
斗山ロボティクスとは今年1月、AIコーヒーロボットを披露した。 コーヒーや飲み物など20種類のメニューを作ることができるロボットバリスタだ。 ここには斗山ロボティクスのロボット技術とSKTのAI·ビッグデータ技術が適用された。 単純自動化ロボットを越え、無人売場の店主に売場運営現況やロボット状態などもスマートフォンアプリでリアルタイム提供する。
 
SKTによると、現在、韓国ロボット市場には多様な形態の知能型ロボットが登場している。 しかし、各ロボットは一般的に各自が活動する空間に限定された情報だけを学習し、これを処理することができ、機能や拡張性が制限的だ。
 
ロボット間の連結性を強化し、データを相互共有し処理できる標準化されたプラットフォームが必要な状況だ。 
 
これに対し、SKTはクアルコム(Qualcomm)、インティグリット(INTEGRIT)と開放型ロボティクスプラットフォームを構築する。 開放型ロボティクスプラットフォームは連結性を強化したのが特徴だ。 ロボットだけでなく、異なる機器間でデータを共有し、処理することができる。
 
SKTは今回の協力過程で、連動するロボット、機器セキュリティ、認証、データセットなどの標準化を主導する。 これと共に、ロボット管制、映像認識AI、クラウド、位置情報などの技術もプラットフォームに結合する。
 
クアルコムは自社プロセッサーを搭載した「ロボティクスRB5プラットフォーム」と「クアルコムAIエンジン」を提供する。 RB5プラットフォームは、5GとAIを支援する自律走行ロボット開発プラットフォームである。 第5世代AIエンジンを適用し、深層学習とAI作業の遂行に適している。
 
インティグリットはSKTとクアルコムのソリューションを内蔵したロボット開発キットを開発·普及する。 また、ロボット相互運用性検証と認証テストなどを進める計画だ。
 
3社は今回のMWC 2023の展示期間中、開放型ロボティクスプラットフォーム「AirPath」を実際のロボットに適用して披露する予定だ。 AirPathは5G通信モジュールと高解像度カメラなどのハードウェアを備えている。 自律走行、映像認識AI、音声対話ソリューションなど核心ソフトウェアも内蔵された。
 
AirPathには最大7つまでカメラ、ライダーセンサー、3Dカメラを装着できる。 柔軟なインターフェースを通じて拡張性を高めたのも特徴だ。 これを通じて得られた情報は、他のロボットや機器と連携して活用するよう、データパイプラインも構築する。 今後は日常用スマートフォンアプリでロボットから情報を得たり、これを制御するサービスも可能になる見通しだ。
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