​ポスコインターナショナルのウクライナ穀物ターミナル、「部分稼動」で営業継続

[​ポスコインターナショナルのウクライナ穀物ターミナル、「部分稼動」で営業継続]


 
ポスコインターナショナルがウクライナに所有している穀物ターミナルの非常運営を続ける。
 
ポスコインターナショナルは21日、ウクライナ内の投資資産である穀物ターミナルの部分稼動を通じ、海外食糧事業を続けていると明らかにした。 先立って、ロシア-ウクライナ戦争直後、港湾封鎖によってターミナル運営が一時中断されたことがある。
 
しかし、サプライチェーンの崩壊を懸念した顧客の要請を受け、昨年5月から陸路運送を通じて欧州、アフリカなどに輸出している。 これを受け、昨年取り扱った物流量は31万トンを記録した。 現在、ターミナルに残った在庫物量は計1万6000トンで、来月までに出荷を完了する。
 
現在まで穀物ターミナルは被害がない。 駐在員はポーランドで遠隔勤務中であり、30~40人の現地必須人員を中心にターミナルを運営中だ。 安全を最優先に週間のみ穀物を出荷し、空襲警報時にはターミナル内の安全場所に避難している。
 
ポスコインターナショナル側は“穀物を保管している顧客の出荷要請に応じ、日常が破壊されたウクライナ職員雇用およびムィコラーイウ地域の営農業界の一員として責任と役割を果たす”と説明した。
 
これと共に、今後、全世界の穀物危機の際、韓国初の海外穀物ターミナル事業者として国家食糧安保に寄与できるという使命感とともに、終戦時に迅速に現地の営農バリューチェーンの拡大に乗り出すことができるという点も非常運営の背景として作用した。
 
当分はターミナルの非常運営を通じて正常化に備える。 現地の有望営農企業を選定し、交流と協力を強化する予定だ。 また、需要が増えている穀物加工分野への進出、国内穀物搬入拡大のための内陸貯蔵施設の追加投資なども模索する。
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