Kコンテンツの影響力がますます大きくなっている。いつのまにか世界市場をリードする産業に発展したKコンテンツは、2021年に「史上最大」の輸出額を記録し、家電・EV(電気自動車)を越えて韓国を代表する輸出品として定着した。
文化体育観光部が先月4日に発表した「2021年基準コンテンツ産業調査」によると、2021年コンテンツ産業輸出額は124億5000万ドルを記録し、前年度119億2000万ドル対比4.4%増加した。2021年の年平均為替レートを適用して換算すれば、輸出額は14兆3000億ウォンに達する。
2021年のコンテンツ産業の輸出額は家電(86億7000万ドル)、二次電池(86億7000万ドル)、電気自動車(69億9000万ドル)、ディスプレーパネル(36億ドル)など主要品目を大きく上回った。コロナ禍の長期化と低成長基調の中で異例の高成長といえる。2021年のコンテンツ産業の売上高は137兆5000億ウォンとなり、前年度の128兆3000億ウォンに比べて7.1%増加した。2021年の全体産業成長率4.8%に比べて2.3%ポイント高い数値だ。コンテンツ産業の売上高は2016年106兆1000億ウォンからこの5年間で30兆ウォン以上増えた。
特に「イカゲーム」は2021年9月公開直後、ネットフリックスドラマの歴代最高視聴時間を記録し、同年米国エミー賞で監督賞・主演男優賞を含め6冠王を占めるなどKコンテンツの新しい歴史を書いた。
芸能界のある関係者は「今やKコンテンツがアジアを越えて世界コンテンツ市場のハブとして位置づけられている」とし「グローバルファンを満足させることができるように発展させているだけに、ウェブトゥーンやゲームなど多様な知識財産権(IP)とドラマ・映画が融合し、より発展したコンテンツに出会えるだろう」と伝えた。
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