韓国、税収増加にも財政赤字98兆ウォン・・・国家債務1045兆ウォン

[写真=聯合ニュース]


昨年1~11月に税収が50兆ウォンも追加で徴収されたものの、支出が大きく増え、韓国の管理財政収支赤字は100兆ウォンに迫った。国家債務は今年第2次補正予算当時、政府が提示した展望値を上回る1045兆ウォンまで増えた。

企画財政部は12日、このような内容が盛り込まれた「月刊財政動向1月号(2022年11月末基準)」を発表した。

この資料によると、昨年1~11月の総収入は571兆6000億ウォンだった。総輸入進度率は前年同期比2.0%増の93.8%だ。

このうち国税収入は所得税・法人税・付加価値税を中心に前年同期対比50兆2000億ウォン増加し373兆6000億ウォンを記録した。

勤労所得税と総合所得税を中心に所得税が15兆ウォン増え、企業実績改善などで法人税が32兆6000億ウォン増加した。消費・収入増加などで付加価値税も7兆8000億ウォンが追加で徴収された。

同期間の総支出は622兆5000億ウォンとなり、前年同期比0.7%ポイント増加した。

地方交付税・交付金とコロナ危機対応事業などで予算支出が33兆ウォン増加した。基金は小商工人(自営業者)損失補填金支給などで34兆3000億ウォン増えた。

支出規模が収入規模を上回り、国の財政を示す統合財政収支(総収入-総支出)は50兆8000億ウォンの赤字を記録した。

統合財政収支から国民年金など4大保障性基金を差し引いて、政府の実質的な財政状態を示す管理財政収支は98兆ウォンの赤字となった。昨年に比べて赤字規模は21兆ウォン拡大した。

企画財政部は「年末までに2022年の予算計画範囲で管理する予定」と明らかにした。第2次補正予算編成当時、政府が計画した管理財政収支の赤字規模は110兆8000億ウォンだ。

昨年11月末基準の国家債務は前月比7兆3000億ウォン増の1045兆5000億ウォンだった。

これは第2次補正予算の見通しである1037兆7000億ウォンを超える水準だ。政府は国債の償還(12月)などを考慮すれば、年末までに当初の計画水準になると見通した。
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