米競争当局、大韓航空-アシアナ航空の合併審査中

[米競争当局、大韓航空-アシアナ航空の合併審査中]


 
米法務部(DOJ)が15日(現地時間)、大韓航空とアシアナ航空の企業結合審査を進めていることを明らかにした。 先立って、業界内外では今月中旬に米国競争当局が合併審査結果を発表するのではないかという観測が出てきた。
 
大韓航空は、米国企業結合審査と関連したインタビューを先週終えたとし、検討する時間がもう少し必要だと判断した。 また、他の国の企業結合審査も進行中であるため、急迫に進行する理由がないと見通した。
 
先立って、英国市場競争庁(CMA)は合併の件を巡り、ロンドン~仁川路線の主要航空会社である点を考慮し、合併が成功すれば、英国顧客の選択権が制約される可能性があるとし、合併猶予決定を下した。
 
CMAは大韓航空側に21日までに合併によって発生しうる問題点をどのように防止するのか追加資料を出すようと通知した。 追加資料を土台に、28日、合併承認可否を下すか、2次調査に着手するかを決める予定だ。
 
一方、大韓航空は昨年1月、米国、EU、日本、中国、韓国、タイ、トルコ、ベトナム、台湾など9ヵ国の必須申告国家の競争当局に企業結合申告をした。 これまでトルコと台湾、ベトナム、韓国から承認を受けている。 タイは企業結合の事前審査対象ではないと通知した。 任意申告国家国の場合、オーストラリアを含め、シンガポール、マレーシア、フィリピンから承認決定を受けた。
 
大韓航空関係者は“米競争当局が要求する資料および調査に誠実に臨んできた”とし、“今後の審査過程にも積極的に協力し、うまく仕上げる計画”と伝えた。
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