大韓航空が都心航空交通(UAM)安全運航のための技術開発に乗り出す。
大韓航空は10日、仁川永宗島で開かれた「K-UAM Confex」で、仁川市、仁荷大学、韓国航空大学、航空宇宙産学融合院とUAM安全技術開発および実証のための業務協約を締結したと明らかにした。
協約により、航路設計·管理、運航統制·交通管理などUAM安全運航および初期商用化のための運用概念と手続き構築に乗り出す。
また、UAM運航のための法制度も共に研究し、遠隔操縦と自律飛行をするUAM特性により、群集飛行、衝突回避、飛行制御、運航統制および交通管理技術も共同開発する予定だ。
この他、UAM標準化と専門人材養成など雇用創出のための技術および情報交流にも共同協力し、UAM産業育成基盤を造成する方針だ。
一方、大韓航空は9日から12日まで開かれる国内最大規模のUAM国際行事であるK-UAM Confex展示会で、現代自動車、仁川国際空港公社、KT、現代建設など「K-UAM One Team」と共同で、△飛行計画·監視·スケジュール管理が可能な運航統制システム △飛行計画承認など交通管理事業者のための交通管理システム △ハイブリッドドローンを活用した電波環境分析など、UAM安全運用のための多様な技術を披露した。
一方、大韓航空は昨年6月、建国大学と共に、国内で初めて「UAM運用概念書」を発刊し、今年2月にはK-UAM One Teamと共同で、UAM生態系白書である「UAMエコシステムブループリント」を作成するなど、国内UAM生態系の発展に貢献している。
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