
[写真=ロイター・聯合ニュース]
ウォン・ドル為替レートが連日急落(ドル安)している。
9日、ソウル外国為替市場で為替相場は前日終値比8.9ウォン安の1376ウォンで取引を開始した。午前11時現在、1373.40ウォンで取引されている。
為替レートは7日に18ウォン、8日に16.3ウォン下落し、この日も下落する流れを見せている。
特に為替レートが1370ウォン台を記録したのは9月7日以後、約2ヶ月ぶりだ。
米ドルは10月の消費者物価指数の発表を控え、弱含みを見せた。ウォールストリートジャーナルが集計した10月の米国消費者物価上昇率展望値は前年対比7.9%で、前月(8.2%)対比低い見通しだ。
米国の中間選挙で共和党が下院を掌握すれば、ジョー・バイデン政権の財政支出が減るだろうという見通しも反映された。これは物価上昇圧力を緩和し、金利引き上げの負担を緩和できると市場は判断している。
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