夫婦100組のうち7組は「異文化結婚」・・・コロナ禍で 2年連続国際結婚減少

[写真=Gettyimagesbank]


昨年結婚した夫婦100組のうち7組は異文化夫婦であることが分かった。異文化結婚の割合は、2019年(10.3%)以降、2年連続で減少している。

統計庁が3日に発表した「2021年異文化人口動態統計」によると、昨年の異文化結婚は1万3926件で、前年比13.9%(2251件)減少した。異文化結婚とは、夫婦いずれか一方でも外国人か帰化者のケースをいう。

昨年、全体結婚(19万3000件)で異文化結婚の割合は7.2%だった。この割合は2015年の7.4%から2016年に7.7%、2017年に8.3%、2018年に9.2%、2019年に10.3%で5年連続増加した。しかし、2020年に7.6%に減少した後、2年連続で下降曲線を描いている。

統計庁のノ・ヒョンジュン人口動向課長は「コロナ禍の影響で海外に出国したり、国際結婚のために入国する件数が減り、自然に婚姻件数の減少につながったとみられる」と説明した。

類型別には、韓国人の夫と外国人の妻との結婚が62.1%で最も大きな割合を占めた。妻の出身国籍は中国(23.9%)、ベトナム(13.5%)、タイ(11.4%)の順だった。

異文化結婚のうち、外国人の夫と結婚した割合は22.0%であり、前年比1.2%増加した。夫の出身国籍は米国(9.4%)、中国(8.5%)、ベトナム(3.2%)の順だった。前年対比米国比重は2.4%ポイント増えたが、その他大部分の国籍比重は類似したり小幅増加した。

異文化結婚をした夫の平均初婚年齢は35.1歳、妻は30.5歳だった。前年対比夫は0.9歳減少したが、妻は1.3歳増えた。

異文化結婚をした夫の年齢は45歳以上の割合が27.7%で最も多く、30代前半が21.8%、30代後半は17.1%の順だった。昨年対比35歳以上の割合は減ったが、34歳以下の割合は増えた。異文化結婚をした妻の年齢は20代後半が26.0%で最も多く、30代前半が25.1%、30代後半が14.5%の順だった。

異文化家庭で生まれた出生児は1万4322人で、前年比12.8%(2099人)減少した。2020年には出生児100人のうち6人が異文化家庭の子供で、全体出生児に占める割合が歴代最大を記録したが、昨年は減少に転じた。コロナ禍以後、全体婚姻件数が大幅に減少したのが全体出生児数に影響を及ぼしたと統計庁は分析した。

異文化家庭の出生児数は当分減少の流れを続けるとみられる。ノ課長は「2020年に続き昨年も婚姻件数が大幅に減少した」として「全体婚姻件数減少は全体出生児数と多文化出生件数に影響を与え、今後2~3年間は今の流れが続く可能性がある」と説明した。
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