​​現代自·起亜、「IRA」打撃なかった…10月の米販売、12.3万台で8.0%↑

[​​現代自·起亜、「IRA」打撃なかった…10月の米販売、12.3万台で8.0%↑]


 
現代自動車と起亜が先月、米国で12万台以上を販売し、歴代10月の最大販売台数を達成した。 電気自動車の販売台数は小幅減少にとどまり、米国のインフレ削減法(IRA)の影響がまだ本格化していない。
 
2日、現代自動車グループによると、現代自·起亜は先月、米国市場で12万3233台を販売し、前年同期比8.0%増加したと明らかにした。 現代自動車は6万4957台(ジェネシス4353台)を販売し、起亜は5万8276台を販売し、前年同期比それぞれ4.7%、11.9%増加した。 これに先立って、9月の販売台数である12万642台と比べると、2.1%増えた数値だ。 現代自·起亜は8月から3カ月連続で米国での販売台数が増えている。
 
現代自は販売上昇要因として電気自動車「アイオニック5」をはじめ、「サンタクルーズ」、「サンタフェ」など従来の人気モデルが依然として良い反応を得ていると明らかにした。 起亜も電気自動車「EV6」と「スポーテージ」、「ニロ」などの主力モデルが販売実績を牽引している。 さらに、車両用半導体の需給難が少しずつ緩和され、生産量の拡大が漸進的に行われている。
 
両社のエコカー(電気自動車·ハイブリッド車·水素自動車)の販売台数は1万6151台で、前年同期比40.9%増加した。 前月の1万1263台に比べても43.4%増加だ。 全体販売のうち、エコカー販売の割合は13.1%に達する。
 
特に、IRAの施行で悪影響が懸念された電気自動車の販売台数は小幅減少にとどまった。 両社計3499台の電気自動車を販売し、前年同月比65.6%増加した。 前月の3533台に比べると、1.0%減少だ。
 
現代自は2229台の電気自動車を販売し、前月の2047台より8.9%増加した。 アイオニック5の販売台数は前月1306台から1579台に増えた。 一方、起亜は1270台を販売し、前月の1486台より14.5%減少した。
 
現代自グループ関係者は“現代自と起亜の10月の電気自動車販売台数は、IRA施行以前の契約分がほとんど”とし、“来年からIRAの影響を受けるものと見られる”と説明した。
 
今年1~10月までの現代自·起亜の米国累積販売台数は121万559台で、前年同期比6.1%減少した。 しかし、エコカーが14万8117台で60.3%増加し、全体販売比重が二桁(12.2%)を突破した。 今のような傾向が続けば、2030年までに米国で電気自動車84万台の販売目標が一層近づく見通しだ。 現代自·起亜は2030年に323万台の電気自動車を販売し、市場シェア約12%を達成するという青写真を提示している。
 
一方、業界内外では現代自·起亜が電気自動車と共に、来年からハイブリッドカーの増産に乗り出すと見ている。 今年、現代自·起亜のハイブリッドカー販売台数は昨年の販売台数である36万台を超え、40万台突破が有力だ。
 
現代自グループは2026年までにハイブリッドカーと電気自動車の販売割合がそれぞれ28.0%、25.1%に達すると分析した。 電気自動車の拡大を最優先にするが、ハイブリッドカーを加えたツートラックで北米市場の優位を確保するという戦略だ。
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