10月の韓国外貨準備高4140億ドル・・・3か月連続の減少

[写真=ロイター・聯合ニュース]


韓国の外貨準備高の規模が外国為替当局の為替防御で1ヵ月ぶりに約28億ドル減少した。ただ、外国為替市場の偏り現象が緩和されたことで、外貨準備高の減少幅は前月対比縮小された。

韓国銀行が3日に発表した「2022年10月末の外国為替保有額」によると、10月末基準で韓国の外国為替保有額は4140億1000万ドルで前月末対比27億6000万ドル減少した。ただ、歴代2位の減少幅を記録した9月末(-196億6000万ドル)に比べ、減少幅は大幅に縮小した。

韓銀は「金融機関外貨預金やその他通貨外貨資産の米ドル換算額は増加したが、外国為替市場変動性緩和措置(国民年金との外国為替スワップによる一時的な効果を含む)の影響などで減少した」と説明した。

資産別には、国債・社債など有価証券が1ヶ月前より170億6000万ドル減り3623億5000万ドルを記録した。一方、預置金は1ヵ月前より141億ドル減少し、282億9000万ドルと集計された。国際通貨基金(IMF)に対する交換性通貨引き出し権利である「IMFポジション」(42億6000万ドル)と特別引出権である「SDR」(143億1000万ドル)は各々3000万ドル、1億6000万ドル増えた。買入当時の価格で表示する金は前月と同じ47億9000万ドルだった。

一方、9月末の韓国の外貨準備高規模は世界9位の水準を維持した。中国が3兆290億ドルで最も多く、日本(1兆2381億ドル)とスイス(8921億ドル)の順だった。
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