第3四半期の一日平均外国為替取引額は612億ドル・・・「米国株・外国人投資需要減少の影響」

[写真=AFP・聯合ニュース]


今年第3四半期、外国為替銀行の一日平均外国為替取引規模が612億1000万ドルと記録し、前四半期対比減少した。最近、為替レートの変動性拡大にもかかわらず、海外株式に対する韓国の国内投資家の需要や国内株式に投資する外国人投資家の需要が減少したことによる影響だ。

韓国銀行が26日に発表した「2022年第3四半期中の外国為替銀行の為替取引動向」によると、今年第3四半期の一日平均外国為替取引(現物為替および外国為替派生商品取引)規模は612億1000万ドルであり、今年第2四半期(655億9000万ドル)比43億8000万ドル(6.7%)減少した。

外国為替取引規模が減ったのは、為替レート変動性の拡大にもかかわらず、居住者の海外証券投資および外国人の国内証券投資需要が減少したためだ。預託決済院によると、国内投資家の外貨証券決済額は第3四半期基準で880億ドル水準で、前四半期の972億ドル台に比べて大幅に減少した。外国人の国内証券の月純買収・売り越し規模もやはり第2四半期133億ドルから103億ドルに30億ドル以上急減した。

商品別には、現物為替取引規模が218億1000万ドルで前四半期対比13%(32億5000万ドル)急減し、外国為替派生商品取引規模も394億ドルで前四半期対比11億4000万ドル減った。銀行別には、国内銀行の取引規模は262億9000万ドルとなり、第2四半期より17億4000万ドル(-6.2%)減少した。同期間、外銀支店の取引規模は349億2000万ドルで、26億5000万ドル減少した。

通貨別の現物為替取引は、ウォン・ドル取引が164億8000万ドルで27億8000万ドル減少した。ウォン・人民元取引も1億6000万ドル減少した14億4000万ドルとなった。外国為替派生商品の中では先物為替取引(114億9000万ドル)が差額決済先物為替(NDF)取引を中心に前四半期対比4億6000万ドル減少した。外国為替スワップ取引は264億4000万ドルで、外国為替銀行の相互取引を中心に前四半期より5億5000万ドル減少した。
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