10月の消費者心理指数、前月比2.6p↓・・・「物価上昇の中で景気減速への懸念」

[写真=聯合ニュース]


今月の消費者心理指数が高い物価上昇傾向の中、主要国の金利引き上げ加速化や景気鈍化憂慮などの影響で下落した。

25日、韓国銀行が発表した「2022年10月の消費者動向調査結果」によると、10月中の消費者心理指数(CCSI)は88.8で前月対比2.6ポイント下落したと集計された。消費者心理指数(CCSI、Composite Consumer Sentiment Index)とは、消費者動向指数(CSI)のうち6つの主要指数を利用して算出した心理指標で、基準値100より大きければ長期平均より楽観的であることを、100より小さければ悲観的であることを意味する。

電気・ガス料金引き上げなどで今後1年間の消費者物価上昇を展望する期待インフレ率の場合、4.3%で前月対比0.1%ポイント上がった。ファン・ヒジン経済統計局統計調査チーム長は「物価上昇率が依然として高く現れており、ガス料金など公共料金が上がっている」として「原油価格下落傾向も鈍化しており消費者が物価上昇率が高くなるだろう」と説明した。

消費者心理指数の主要項目別に金利水準展望CSIは政策金利引き上げ基調持続などで3ポイント上昇した。就職機会展望CSIは今年9月就業者が前年同月対比71万人増加したが、今後の景気展望に対する不確実性が大きくなり6ポイント下落した。

住宅価格展望CSIは6ヵ月連続下落中で過去最低値を記録した。アパート(マンション)売買価格の下落や買収心理の萎縮が続く中、市場金利が上昇したことによるものだ。
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