SKジオセントリック、ドイツで世界初の「廃プラスチックリサイクルクラスター」紹介

[SKジオセントリック、ドイツで世界初の「廃プラスチックリサイクルクラスター」紹介]


 
SKジオセントリックがドイツで3年ごとに開かれる世界3大プラスチック展示会に参加し、自社の廃プラスチックリサイクルクラスターとエコ製品ブランドを紹介する。 さらに、2030世界博覧会釜山誘致のための支援活動も継続する。
 
SKジオセントリックは今月19日から26日までドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大規模のプラスチック·ゴム産業博覧会である「K 2022」に参加したと21日、明らかにした。
 
同博覧会は世界3大プラスチック展示会の一つに挙げられる。 SKジオセントリックはタッチスクリーンコンテンツなどを通じ、蔚山に設立するリサイクルクラスター関連内容をグローバル顧客会社と訪問客に紹介した。 SKジオセントリックはプラスチック化学的リサイクル3大技術を世界で初めて一ヵ所で活用できる総合団地を蔚山に構築中だ。
 
プラスチック化学的リサイクル3大技術とは、△廃プラスチックを溶媒に溶かして高純度ポリプロピレンを抽出する技術 △重合されたポリエステル高分子を解体して原料物質に戻す解重合技術 △廃プラスチックを熱分解して化学燃料化技術をいう。 該当技術を活用した蔚山総合団地が構築されれば、年間約25万トン(t)の廃プラスチックを処理することができる。
 
展示場にはクラスター構築のためにSKジオセントリックと戦略的協業関係を結んだ△米ピュアサイクルテクノロジー △カナダループインダストリーの技術を適用したリサイクルプラスチック素材も展示した。
 
SKジオセントリックは今回の博覧会を通じ、自社のESGブランドでありエコ統合製品ブランドである「サイクラス」も初めて披露した。 サイクラスは「循環」という意味を持つラテン語で、「CYCLE+US(私たち)·Earth(地球)」の意味を込めた。
 
機能性素材の展示空間ではSKジオセントリックをはじめとするグローバルメジャー化学メーカー3~4社が全世界供給物量の80%以上を占める高付加価値化学素材のエチレンアクリル酸(EAA)を核心的に紹介した。
 
この他、SKジオセントリックのEAAコーティング紙コップは低密度ポリエチレンで、一般紙コップよりコーティングに入るプラスチック量が3分の1水準だ。 これにより、プラスチック使用量を削減する効果を上げることができる。 リサイクルプラスチック市場の成長とともに需要増加が予想されるエチレンアクリルレート系共重合体など機能性エコ素材も注目を集めている。
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