中小ベンチャー企業振興公団は14日、コロナ禍による景気低迷で信用回復に困難を来たしている中、小ベンチャー企業家の再起支援のために今月末まで「特殊債務者債務調整を通じた再起支援キャンペーン」を実施すると明らかにした。
今回のキャンペーンは、償還意志はあるものの償還能力が脆弱な不良債務者を対象に、償還能力によって適合型債務調整を実施することで、迅速な信用回復と正常な経済活動復帰を支援するために推進された。
特殊債権元利金は最大70%、社会的配慮対象者は最大90%まで減免率を適用する。最長10年まで分割償還が可能で、償還予定金額償還完了時に残余債務は全額免除する。合わせて償還予定金額の5%以上償還時に延滞など情報登録解除も支援する。
中小ベンチャー企業振興公団のキム・ビョンス経営管理本部長は「今回のキャンペーンはやむを得ず債務不履行者になった失敗企業家が耐えられる範囲内で償還金額や償還期間を調整し社会安全網を提供するためのもの」とし「中小ベンチャー企業の再跳躍基盤を用意し迅速な経営正常化と革新成長を積極的に支援する」と述べた。
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