現代モービスが2030年までに米国に大規模な投資を通じ、米国の電動化生産拠点を構築する。 来年着工し、竣工後、現代自動車と起亜の現地工場に電動化部品を供給する計画だ。
現代モービスが2030年までに米国に13億ドル(約1兆8500億ウォン)を投資し、電動化部品工場を設立する。 資金は現代モービスが北米地域の子会社であるMAIに資本金2億8000万ドルを出資し、MAIが残りの投資金を調達する方式で投入される。
6日、業界によると、現代モービスは取締役会を開き、このような内容が盛り込まれた米国電動化生産拠点投資案件を承認したと明らかにした。 現代モービス側は“現代自動車·起亜との協業を通じた北米市場進出と中長期事業拡大のための投資”とし、“今回の投資は承認手続き、事業進行状況などによって変動事項が生じる可能性がある”と説明した。
今回の投資はこれに先立って、現代自動車グループが明らかにした対米投資の一部だ。 現代自動車グループは5月、米ジョージア州に55億ドルを投入し、電気自動車専用工場、バッテリーセル工場などの電気自動車生産拠点を設立すると発表している。 現代モービスは電気自動車用部品とモジュールを米国で生産し、現代自動車グループの米ジョージア州電気自動車専用生産工場に供給する方針だ。
一方、米国で最終組立された電気自動車にのみ補助金を支給するインフレ削減法(IRA)が施行され、現代自動車グループの電気自動車米国現地生産計画にも速度がつくものと見られる。
現代自動車グループは2030年、グローバル市場で計323万台の電気自動車を販売し、約12%水準の市場シェアを達成することを目標にしている。 特に、現代自動車グループは2030年、米国市場で計84万台の電気自動車販売を目標に立てた。 目標が達成されれば、2030年の現代自動車グループのグローバル電気自動車販売台数で、米国は26%のシェアを占める。
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