ハンコックタイヤ&テクノロジー(ハンコックタイヤ)は9月30日、「2022 MADE IN HANKOOK」イベントのオープニングで行われたデザインイノベーションデーで、「デザインイノベーション2022」プロジェクトの結果を公開したと4日、明らかにした。
デザインイノベーションプロジェクトは、未来スマートシティと革新モビリティ産業のビジョンを提示するハンコックタイヤの研究開発プログラムである。 2012年から新しいコンセプトの未来型タイヤと共に、様々なモビリティソリューションを提案した。
今年は「Urban Reshaping」をテーマに、モビリティ革新がどのように未来スマートシティ空間を再構成するか注目した。 最近拡散しているエコトレンドを反映し、人間とエコ中心の未来スマートシティを設定し、このような環境に最適化した「空間移動型モビリティ(SSM)」を提案した。
SSMはハンコックタイヤの革新技術である球(Sphere)型ホイールシステムとミニバンサイズのPOD(空間)が結合した形だ。 建物に設置されたレールで道路から建物内·外部まで3次元移動が可能な空間移動型モビリティだ。 家庭から医療や業務環境に活用でき、必要に応じて空間を柔軟に構成することができる。 不必要に消耗されるエネルギーを節減することができる。
今年のプロジェクトは韓国ロボティクス分野のスタートアップで(株)カルマンテックとの技術協業で行われた。 特に、アイデアと仮想のシナリオにとどまらず、未来モビリティの実現作業まで進めた。 シナリオに登場する「ホイールボット(Wheel Bot)」を3つの軸で駆動可能なモジュール型ロボティックホイールシステムで製作したものである。 イベント会場を訪れた観覧客にはホイールボットを直接駆動できる機会を提供した。
一方、ハンコックタイヤはホイールボットを皮切りに、ロボティクス分野のスタートアップであるカルマンテック、モビリティ分野のスタートアップのモビルテックと共に、オープンイノベーションプラットフォームである「デザインイノベーションアライアンス(DIA、Digital Innovation Alliance)」を開設した。 今後、モビリティアイデアを現実化するための協同研究開発を着実に進める方針だ。
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