サムスングループ主要系列会社社長らが2年ぶりに一堂に会し「社長団会議」を開いた。サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は会議直後に昼食会に出席し、社長団とコミュニケーションを取ったとみられる。
27日、財界によれば前日(26日)サムスン電子社長団とSDI・電気・SDS・ディスプレーなど電子系列会社社長やサムスン生命・証券・カードなど金融系列会社社長など40人余りは京畿道龍仁にある人材開発院に集まり外部講師講演を聞き、最近の懸案に対する意見を交わした。
サムスン社長団が集まったのは去る2020年6月、経済社会労働委員会のムン・ソンヒョン委員長から労使関係講演を聞いた以後、約2年ぶりだ。
サムスンは故李秉喆(イ・ビョンチョル)先代会長の時から社長団会議を進めてきた。故李 健煕(イ・ゴンヒ)会長が経営権を受け継いだ後からは「水曜社長団会議」という名前で外部講演者を招請し講演を聞いた。
しかし、2017年3月に未来戦略室が解体され、水曜社長団会議もなくなった。 ムン委員長の講演は、イ副会長が無労組経営を放棄すると約束したことによる後続措置だった。
イ副会長はこの日、社長団会議には参加しなかったが、会議直後の昼食会には参加したと知られた。財界では内部結束を固め、共同懸案に対する情報交流の次元で社長団会議が開かれたという分析が出ている。ただ、以前のように定例化されるかどうかはまだ確実ではないようだ。
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