
[写真=江原道提供]
工事中止で放置された建築物がある場所が韓国全国に322ヵ所に達するという。特に70%が10年以上放置されたことが分かった。
18日、国会国土交通委員会所属のホ・ヨン共に民主党議員室(春川・鉄原・華川・楊口甲)が国土交通部から提出を受けた「工事中止放置建築物の現況」によると、全国工事中止放置建築物322ヶ所のうち10年以上経った所が計229ヶ所(71.1%)に達した。
放置期間が10~15年の間に該当する建物は76ヶ所(23.6%)であり、15年を超過した建物は153ヶ所で約47.5%を占めた。
地域別の工事中止放置建築物の現況によると、江原道が全国広域自治体で最も多い46ヶ所(14.2%)が確認され、京畿41ヶ所(12.7%)、慶尚北道26ヶ所(8.1%)の順だった。
先立って国土交通部は工事中止放置建築物のために発生する色々な問題を解決するため2015年12月から2021年まで計7回にわたり38ヶの先導事業候補地を選定したが、この内実際に整備を推進した地区は4ヶ(10.5%)に過ぎないと把握された。
ホ議員は「工事中止の建築物による都市美観阻害や周辺地域衰退化などの社会問題が持続している」として「国土部がもう少し積極的な姿勢で長期放置建築物整備事業を遂行しなければならない」と指摘した。
続けて「3回目の実態調査(2022年5~9月進行)結果により国土部と該当事業主管機関である韓国不動産院が今までの非効率的方式ではなく、地方自治体や建築主および利害関係者との調整・合意を促進し多様な方式の整備モデルを開発しなければならない」と強調した。
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